吉田戦車さんの漫画が好きで、『伝染るんです。』は全巻持っていました。あるタイミングでまとめて人に譲ってしまい今は手元に無いので似非ファンではありますが、山崎先生というキャラクターが特に好きです。
漫画ではなくエッセイですが、吉田戦車さんの書いたものが読める……という理由でダウンロードしたのが『AiRtwo』。雑誌の体裁を取っていますが、Newsstand ではなくアプリとしての購入になります。\600 はちと高いと思いながら購入するのはひとえに吉田戦車欲によるもの、でしょうか。
立ち上げて気がついたのですが、ページ送りがとてもスムーズ。最初の立ち上げには他のリーダーと同様にそれなりの時間がかかりますが、いったん立ち上げてしまって読み進める段になると、改ページの動きが軽快で好感を持ちました。
この e-book はフォントや組版ソフトウェアなどのメーカーであるモリサワが提供する MCBook というツールを作って作られているのですが、『Airtwo』の巻末の方にこの MCBook の広告がありました。桜坂洋さんのコメント、というのが簡にして要を得た説明になっています。
「起動の待機時間以外は完璧」。なるほど。
もともと写植機メーカーであり、モリサワフォントというブランドを持っているだけのことがあって、改ページの速さだけでなく、ページのビューも綺麗だと感じました。ちなみに『Airtwo』を立ち上げた時のフォントの大きさは最大にしてあるようで、私は小さめに変更してから読みました。
巻頭の吉田戦車さんのエッセイを、イラストも含め堪能したあとも全部読んだ訳ですが、内容についてはこれ以上は触れないでおこうかと思います。永井豪さんの『デビルマン』の桜坂洋さんによるノベライズが流石に読ませるだとか、前野隆司さんへのインタビュー記事が妙にセリフ棒読み感満載だと思っただとか、妙齢のジャーナリストであるゆかたんの手記がこんなに下ネタ押しで良いんだろうかとか、そういうのは措いておくことします。
この e-magazine は既に名を成した書き手によるコンテンツから構成されているのですが、「まず作ってみようぜ」という意気が感じられて、以前に取り上げた『トルタル』とどこか共通点があるように感じました。ただ『トルタル』は無償ダウンロードでのスタートを選択し、『Air』は有償の、それも比較的高めの価格設定でのスタートを選択した。今後それぞれがどのようなみちを進むのか、興味があります。『Air』は MCBook による整った e-magazine を世に問うたという点で、意義がある出版をされていると感じています。
ところで『Air』は既に3号が先行版として出ています。iPhone の App Store で検索してもうまくヒットしないので PC で検索してたどり着きました。
ダウンロードして iPhone4 で開いてみると、要は『Air』という e-book のライブラリになっていました。『Airthree』の preview を無料で参照できるのと、『Airone』から『Airthree』の購入インデックスになっている。
『Airtwo』は購入済みなのだけれど、タップすると改めて購入するか聞いて来ます。もしかして重複購入の扱いになるのだろうか。『Airthree』をいつ買って読むかはまだ決め兼ねています。吉田戦車さん欲が高まったら買ってしまうでしょうか
漫画ではなくエッセイですが、吉田戦車さんの書いたものが読める……という理由でダウンロードしたのが『AiRtwo』。雑誌の体裁を取っていますが、Newsstand ではなくアプリとしての購入になります。\600 はちと高いと思いながら購入するのはひとえに吉田戦車欲によるもの、でしょうか。
立ち上げて気がついたのですが、ページ送りがとてもスムーズ。最初の立ち上げには他のリーダーと同様にそれなりの時間がかかりますが、いったん立ち上げてしまって読み進める段になると、改ページの動きが軽快で好感を持ちました。
この e-book はフォントや組版ソフトウェアなどのメーカーであるモリサワが提供する MCBook というツールを作って作られているのですが、『Airtwo』の巻末の方にこの MCBook の広告がありました。桜坂洋さんのコメント、というのが簡にして要を得た説明になっています。
「起動の待機時間以外は完璧」。なるほど。
もともと写植機メーカーであり、モリサワフォントというブランドを持っているだけのことがあって、改ページの速さだけでなく、ページのビューも綺麗だと感じました。ちなみに『Airtwo』を立ち上げた時のフォントの大きさは最大にしてあるようで、私は小さめに変更してから読みました。
巻頭の吉田戦車さんのエッセイを、イラストも含め堪能したあとも全部読んだ訳ですが、内容についてはこれ以上は触れないでおこうかと思います。永井豪さんの『デビルマン』の桜坂洋さんによるノベライズが流石に読ませるだとか、前野隆司さんへのインタビュー記事が妙にセリフ棒読み感満載だと思っただとか、妙齢のジャーナリストであるゆかたんの手記がこんなに下ネタ押しで良いんだろうかとか、そういうのは措いておくことします。
この e-magazine は既に名を成した書き手によるコンテンツから構成されているのですが、「まず作ってみようぜ」という意気が感じられて、以前に取り上げた『トルタル』とどこか共通点があるように感じました。ただ『トルタル』は無償ダウンロードでのスタートを選択し、『Air』は有償の、それも比較的高めの価格設定でのスタートを選択した。今後それぞれがどのようなみちを進むのか、興味があります。『Air』は MCBook による整った e-magazine を世に問うたという点で、意義がある出版をされていると感じています。
ところで『Air』は既に3号が先行版として出ています。iPhone の App Store で検索してもうまくヒットしないので PC で検索してたどり着きました。
ダウンロードして iPhone4 で開いてみると、要は『Air』という e-book のライブラリになっていました。『Airthree』の preview を無料で参照できるのと、『Airone』から『Airthree』の購入インデックスになっている。
『Airtwo』は購入済みなのだけれど、タップすると改めて購入するか聞いて来ます。もしかして重複購入の扱いになるのだろうか。『Airthree』をいつ買って読むかはまだ決め兼ねています。吉田戦車さん欲が高まったら買ってしまうでしょうか
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