【雑話】第3回SS合評

2016年3月28日月曜日

 SS合評、第三回にも参加しました。

 文学に限らずコミュニティ、グループ、派というものは小規模に、手弁当で始まるものではないかと思います。SS合評もひとつのコミュニティであって、参加者も少なく、その参加者があれこれ分担して運営しています。主催者の持田さんのパワーは勿論、場所を提供いただいている株式会社破滅派、撮影班を買って出ている古田アダム有さん、合評の準備資料をアシストで出してくれる波野發作さん……などなど。

 それなりの負担はありながら第三回まで続けたという実績を積み上げたというのは普通にスゴいことでここにはどこかに向かって爆発し得る力が集積しているのではないかという気がしています。

 合評がどうであったかというとテーマが「31世紀の人が今の自分について書く」というもので、「実話を書いて合評する」というSS合評の基本ルールとの整合性をとるのに苦労する状況であったため「テーマに合っている、合っていない」という(そこで戦っておいてええのだろうか)とあとでふと疑問におもってしまう感じだったのですがともかくも白熱して今回も良いバトルであったのではないかと評価しています。詳細は公式ページをご参照。

http://ssjointreview.tumblr.com/post/141592302922/第三回ss合評チャンプ作品発表合評採点集計結果


 新たな参加者、新たなオーディエンスがいたのでそれも良かったのではないかとおもいます。もともと Facebook を使っているので観戦者から直接コメントをもらうこともしてきたのですが今回はブログで感想を得られたり。

SS合評に行ってきた! - 雫の読書日記 SS合評に行ってきた! - 雫の読書日記

 次回第4回はは「恋」がテーマ、ということで動き出しています。発足してそろそろ1年が経つので、そろそろ運営についても考えると良いのではないかなとおもいつついます。例えば結果集計を主催者の持田さんと撮影班の古田さんが毎回やってもらっているのですが次回は第三者に集計を分担してもらうのが良いのではないか、とか。

 合評をやっていて、いろいろな意見を書いたものにいただくわけですがそのなかで自分に思い当たる節がある、みたいな意見が常にいくつかはあります。そういう意見をもらえる場というのが自分はなかなかないもので、まぁ逃げ道を用意して書いていることが多いのではないかと反省してみたり、SS合評がなければ次の厳しい場を探しに行かなければならないのではないかと自分に対しておもっていたりします。